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ストラクチャー/見立て

ストラクチャー/見立て

プロセスワークの基礎となる、世の中の見方です。
プロセスワークでは、すべてを1次プロセスと2次プロセスに分けてみます。
そして、その間にエッジがあると定義しています。

セッション中、プロセスワーカーは常に見立てを行い、これに基づいてセッションを進め、フィードバックを大切にしています。見立てはプロセスワークの基礎となる部分で、これがなくセッションを深めていくことはありません。

1次プロセス

クライアントやグループが自覚している自分自身、グループ自身。

例えば、
「私は日本人です。」
「私は」が主語となり、自分自身のことを日本人と自覚しているので1次プロセスとなります。

「10年振りに大学時代の友人に駅でばったり出会い、うれしい。」
私が主語であり、出会ってうれしいと自覚しているので、うれしいことが1次プロセスとなります。ばったり出会うのは、ワールドチャンネルで起きた出来事です。

2次プロセス

クライアントやグループが無自覚な自分自身、グループ自身のことです。相手や第三者など自分以外のものに投影されているもの、過去や未来など今の自分でないこと。否定していることなど。

例えば、
「あの上司はとても面倒見が良い。」
第三者をあげて、表現されているので、とても面倒見が良いことがこの発言者の2次プロセスとなります。

「子どもの頃は無邪気でよかったなぁ。」
過去の子どものころをあげて表現されている、「無邪気」が発言者の2次プロセスとなります。今にこの無邪気さをどのように取り込んでいくのかが、1つの課題となります。

「Aさんの傲慢なところにいらいらする。」
イライラしている自分が1次プロセスです。Aさんと通してたちあらわれてきている傲慢さが2次プロセスとなります。傲慢さの背景にある自信のあるところや何かを自分に取り込んで活かしていくことが課題となります。

「私は、他人に対して親切でない。」
親切でないと、自分のことを否定しているので、「他人に対して親切である。」ということが2次プロセスになります。

グループでは、トラブルメーカーとなっている人が2次プロセスを表現していることが多いです。
「Bさんがいつもみんなと反対の意見をいって、合意を妨げる。」
もしかすると、グループに何事も無く合意を作っていこうとするみんな仲良く対立しないでおこうという1次プロセスがあり、反対意見を怖れずにハッキリというということが2次プロセスなのかもしれません。

エッジ

1次プロセスと2次プロセスの境目をエッジと呼びます。2次プロセスは自覚していない未知なる自分であるために、それを認めること、知ることに抵抗や恐れがあります。この抵抗や恐怖はエッジに差し掛かったことを表しています。

エッジに来たときに起こること。

突然、笑ったり、黙ったりする。話を変える。顔を赤くする。

エッジとワークするときは。

・3回、ノックしてみる。
・2次にいったときの手本を見せる。
・小さな一歩を踏み出す。
・2次のフィギュアになってみる。